自動車をテクノロジーやエンジニアリングから見て考え、 イラスト・写真をふんだんに使ってわかりやすく図解していく、弊社の自動車雑誌『Motor Fan illustrated』。数ある自動車雑誌の中でもその独自性で、読者からも業界からも評価を得ています。
今回、その『Motor Fan illustrated』が協力をさせていただいたのは、アバルト、アルファ ロメオ、シトロエン、DSオートモビル、フィアット、ジープ、プジョーを擁する多国籍自動車メーカーであるステランティスの日本法人「Stellantisジャパン株式会社」様。8ページ建てで、『Motor Fan illustrated』Vol.223(2025-4/15発売)にタイアップ特集記事として掲載し併せてWEBでも展開。さらにその後ページを抜き刷りし、ディーラーなどで店頭で配布いたしました。
掲載記事内容は、新開発のハイブリッドトランスアクスルの構造の図解/解説。ステランティス[フランス]はプジョー/シトロエン/DSオートモビルブランドにおいて電動化を推進していて、これまでは電気自動車と高電圧系ハイブリッド車のラインアップでした。これら二者は車両からのCO2排出量削減という視点からは優等ながら、非常に価格が高いという難点がありました。ステランティス[フランス]は、ここに低廉でシンプルなマイルドハイブリッドシステム:HYBRIDを追加投入することで、一層の電動化加速とブランド認知を進めていくものと思われ、その一助として今回のタイアップ/抜き刷りが企画されました。
『Motor Fan illustrated』は、機械構成を技術的かつ美しい誌面で紹介できるということについて、唯一無二と自負しています。構造を文字どおり「一目瞭然」とするためには写真や図版の選定が何より重要であり『Motor Fan illustrated』が創刊以来強く心がけてきた骨子のひとつ。そのコンセプトを「Stellantisジャパン株式会社」様にはご理解ご賛同いただけたものと考えています。
制作に当たった『Motor Fan illustrated』編集部としては、詳細な資料のご提供があったことで、詳しいだけではなく理解しやすく紹介することができたと自負しています。
また、自動車のシステム紹介という企画ながら、車両の写真を一点も含めなかったのは(クライアントのご要望もあったものの)弊誌としての常道であり、こだわりのひとつです。外観写真や車両インプレッションを掲載するのは他媒体でも多く展開されていますが、クルマの中身を詳解(紹介)できるのは世界中を見渡しても類のない、弊誌としての特質です。
MFi本誌、WEBならびに小冊子のセットで今回の展開となりましたが、、いずれのご確認フェーズにおいても大きなご指摘や変更はありませんでした。
また、納品後のクライアントの評価も非常に良好で、今回の案件以前からの積み重ねもあり、「三栄さんに任せておけば間違いない」というお言葉をいただけました。
現在(2025年7月現在)、掲載内容の新しいハイブリッド技術についての実際の車両を用いた動画撮影/編集などを新たに受注し進めております。また、さらに広く深い連携への取り組みとして、今後のムックの刊行やイベントの出展もご検討いただいております。
■Motor Fanウェブサイト記事
https://motor-fan.jp/mf/article/311486/